Acne

【美容外科医が教える!】色別でわかるニキビの原因と対策

〜赤、白、黒、黄ニキビの原因と対策〜

今回は美容外科医のソシアス美緒先生に「ニキビの原因と対策」について教えて頂きました!
あなたのニキビは何色?なかなか治らない赤ニキビや白ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビの原因、洗顔やスキンケアのポイントについて詳しく解説して頂きました!
 
ニキビについて学び、ニキビができにくい肌作りをしましょう!

美容外科医が解説!赤ニキビとは?


今回美容外科医のソシアス美緒先生に「赤ニキビとは?」について教えて頂きました。

ニキビには、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビと言われる状態があります。
出来はじめの白ニキビの状態から炎症が悪化すると、痛みやかゆみを伴う赤ニキビになります。
 
ニキビの中でも肌に跡が残りやすいのは、炎症が悪化した赤ニキビと言われる状態です。
熱を持ったような赤ニキビを冷やしても効果はありません。
 
赤ニキビを早く治そうとして痛い思いをしながら自分で潰した結果、膿が出ただけできちんと芯が出ず、悪化してしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

なかなか治らない赤ニキビ


 
ニキビの原因は、皮脂の過剰な分泌、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖などが主です。
 
毛穴がつまって皮脂が外に出られなくなるとコメドと言われる白ニキビ、白ニキビが酸化した黒ニキビという状態になり、そこにアクネ菌が繁殖すると炎症がおこり、これが赤ニキビになります。
 

赤ニキビの原因と対策


 
皮脂の過剰な分泌としてあげられるものは、肌の乾燥性ホルモンストレスなどです。
 
肌の油分を取りすぎるような過剰な洗顔肌を傷つけるようなゴシゴシ洗いをやめること、肌に合った化粧水や保湿剤(ノンコメドジェニックのもの)でしっかり保湿すること、ビタミンB2,B6の内服も効果的です。
 
また、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの乱れを疑わせる場合にはピル、漢方薬、スピロノラクトンといった内服が有効です。
 
ストレス軽減には規則正しい生活と良質の睡眠がキーとなるでしょう。

皮脂が過剰に分泌されることでも毛穴は詰まりますが、肌のターンオーバーがうまくいかないと角質が厚くなり、毛穴の出口がふさがれて毛穴のつまりが起こります。
 
角質を厚くしないためには、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用の保険処方箋薬、トレチノインやケミカルピーリングが有効です。
 

赤ニキビ跡について


 
ニキビを潰すとニキビ跡になると思っている人が多いと思いますが、実はニキビは潰しても、潰さなくても、どんなに小さいニキビでも、できれば必ず肌に傷跡は残ります。
 
それが目立つか目立たないかという違いがあるだけです。
そこで大切なのはニキビを作らないような肌作りです。
 
ニキビは、尋常性ざそうと呼ばれる「皮膚の病気」です。
病気ですから赤ニキビを早く治すには皮膚科を受診してください。
 
できたニキビを治すのではなく、ニキビができにくい肌作りをしましょう。

美容外科医が解説!白ニキビとは?


今回美容外科医のソシアス美緒先生に「白ニキビとは?」について教えて頂きました。

ニキビの出来はじめと言われる白ニキビ。
 
毛穴がつまって皮脂が外に出られなくなる状態は、コメドと言われることもあります。
 
特に皮脂の出やすい鼻、鼻周り、Tゾーンだけでなく、思春期を過ぎてからできる、いわゆる大人ニキビは、顎、フェイスラインや鼻の下にできることが多くなかなか治らないことが多くなります。
 
同じ場所に繰り返し出来たり、繰り返すごとにニキビ跡が増えていく。
そんな経験はないでしょうか。
 
白ニキビの状態では痛みはありませんが、無理に潰すと炎症を起こして痛みが出ます。
 
白ニキビはできないようにすることが一番の対処法です。

白ニキビに効果的な洗顔、スキンケア方法


肌は乾燥すると、それを補うように皮脂の分泌は活発になります。
 
乾燥しているけれど、テカルといった混合肌は、肌のお手入れ悪いと起こりがちです。
 
普段のスキンケアを見直してみましょう。
 
洗浄力の強いクレンジングで洗い過ぎたり、擦り過ぎていませんか?
これらは全て皮脂の過剰な分泌を促します。
 
肌の乾燥を悪化させるような洗い過ぎ、擦り過ぎのスキンケアをやめること。
洗顔はよく泡だてた洗顔料で優しく泡を肌に置く程度で十分です。
 
冷水や熱すぎるお湯も避けましょう。
洗顔後の保湿は、化粧水やクリームなど、コメドを作らないノンコメドジェニックの製品でしっかり保湿するのがおすすめです。
 

生活習慣の見直しが白ニキビ対策に


肌の手入れで忘れがちなのは、「肌はあなたが食べている物でできている」ということです。
 
肌の保湿や皮脂分泌のコントロールに必要なビタミンはビタミンB2ビタミンB6が重要です。
 
脂質が多い食事をとると、ビタミンB2、B6は油分の消化に使われてしまいます。
 
野菜が少なく油分が多い偏った食生活を続けると、ビタミンが欠乏し、皮脂の分泌のコントロールが悪くなり、皮脂分泌の過剰を招きます。
 
また、アルコールや喫煙も体内のビタミンを消費します。
喫煙で消費されるビタミンCも皮脂に分泌をコントロールしている栄養素の1つです。
 
バランスがよく脂質の多過ぎない食事、アルコールを控えること、禁煙を心がけましょう。

黒ニキビとは?


ニキビには大きく分けて、炎症を伴う赤ニキビと、炎症を伴わない白ニキビ、黒ニキビと言われる状態があります。
 
白ニキビは毛孔が開いていませんが、黒ニキビは毛孔が開き、黒く見える状態で、この黒い物の正体は、塵埃(じんあい)、ケラチン、メラニンという物質です。
 
黒ニキビは鼻や頬に多く、全体として肌は綺麗なのに、鼻を中心に毛穴が目立つ方も少なくはありません。

黒ニキビ原因と対策


 
それでは、治らない黒ニキビのケアはどうしたら良いのでしょうか。
まず皮脂分泌が過剰にならないように、肌質改善を考えましょう。
 
肌質改善のポイントについて解説します。
 
・過度に洗顔をし過ぎて乾燥させないこと
・洗顔後にはノンコメドジェニックの化粧水や乳液で保湿をしっかりすること
・脂質や糖分の取り過ぎなどの食生活に気をつけること
・ビタミンB2、ビタミンB6の摂取
・ストレスをためない生活習慣
 
これら全てが肌質改善に必要です。

また、鼻を中心とした毛穴の黒ずみが気になる方の一部には、黒ニキビだけでなく、毛孔から皮膚表面に短い毛が出ていることもあります。
 
顔には脂腺性毛包と言われる種類の毛包が多く、これには大きく、多数の皮脂腺が関連します。
 
そのため、脱毛をすることは皮脂の過剰分泌を抑える効果があり、ニキビの有効な処置になります。
 
もちろん黒ずんで見える毛がなくなると肌も明るく見えるので一石二鳥です。
 
黒ニキビや毛穴のケアには総合的な肌質改善が必要です。
時間をかけてしっかりケアしましょう。

黄ニキビとは?


黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに進行した状態です。
赤く炎症を起こしたその中心に、白っぽい、黄色っぽいような膿がたまって膨らんでいます。
 
これは、増えたアクネ菌を退治するために白血球が集まってきたからです。
黄ニキビを潰して膿が出てきたことはありませんか?
 
黄ニキビを潰したり、放置して毛穴に傷が残ると、いわゆるニキビ跡のクレーターになってしまいます。
クレーターになると治療は困難です。

黄ニキビ原因と対策


 
黄ニキビの対策は、根本的にニキビを作らないようにする事です。
 
ニキビの原因には皮脂の過剰分泌が大きく関わってきます。
皮脂の過剰な分泌の原因は、肌の乾燥性ホルモンストレスなど。
 
皮脂が出過ぎると思って過度な洗顔をすると、肌の自然な油分を取りすぎるため、さらなる皮脂の分泌を促します。
 
また、肌を傷つけるようなゴシゴシ洗いや洗顔ブラシもNGです。
洗顔後は、肌に合った化粧水や保湿剤でしっかり保湿することが大切です。
 

市販の化粧品の選び方は?


市販の化粧水や保湿剤では、ニキビ用と言われる化粧品のラインで、ノンコメドジェニックというコメドを作りにくいものがおすすめです。
 
また、肌質の改善にはビタミンB2、ビタミンB6の内服も効果的です。
女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの乱れを疑わせる場合にはピル、漢方薬、スピロノラクトンといった内服が有効です。
 
ストレス軽減には規則正しい生活や良質の睡眠などが重要です。
 

出来てしまったニキビには?


ニキビの治療は、ニキビを作らないようにする事が大切ですが、できてしまった黄ニキビはどうしたらいいのでしょうか?
 
できてしまった黄ニキビの治しかたは、まず、触らないことです。
自分で潰すのはもちろんいけません。
 
皮膚科に受診すると、面圧と言う処置があり、針と専用の器具を使うことで、ニキビの膿が芯から取れたら、早く治すことができます。

黄ニキビを早く治すには、医師の診察を受け、内服や外用薬の処方も含め、きちんと治療しましょう。

今回教えて頂いたのはこの方


 
 

 プロフィール

ソシアス美緒
美容外科医・麻酔科 標榜医


順天堂医院整形外科入局、整形外科医局員として働きつつ、順天堂医院麻酔科ペインクリニック科で研修後に順天堂医院麻酔科ペインクリニック科入局、常勤助手として手術室、ペインクリニック外来で診療を担当。

 【現在の仕事内容を教えてください】
整形外科と麻酔科、ペインクリニックです。特に救急外来での外傷の治療が好きです。
 
【お仕事後や休日はどのように過ごしていますか?】
趣味は語学とダンスです。現在は仕事の終わりが遅いのでヨガのみ続けています。語学は英語、スペイン語、中国語を頑張っています。
休日はまとめていただき、海外の友人に会いに行きます。普通の海外旅行ではなく、現地に友人がいると、海外旅行も全く違った経験となります。
 
【医師として美容として気をつけていることを教えてください】
医師として気をつけていることは、誠実であること。美容に関しては毎日の継続、努力です。
 
 

【所属学会・専門医・資格・免許】

日本形成外科学会/日本美容外科学会/国際美容医療研究会/日本美容医師会/関東美容医師会/日本アンチエイジング外科 / 美容再生研究会/麻酔科 標榜医/日本麻酔科学会

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